LEGOテクニック

LEGO マインドストーム【MINDSTORMS】EV3

Variable Block

変数 ブロック <概要> 





変数ブロックにより、プログラムで変数の読み込みや書き込みを行うことができます。
 
また新規変数を作成し、これに名前を付けることもできます。
 
変数とはデータ値を保存することのできるEV3ブロックのメモリー内の位置のことです。
 
変数へ書き込み、データ値を保存することができます。
 
プログラムの後半で変数から読み込み、保存した値にアクセスすることができます。
 
各変数にはタイプと名前があります。数値、ロジック、テキスト、数値配列、およびロジック配列という異なるタイプが存在します。
 
変数の名前を選択して変数を特定することができます。
 
ブロックのモードを選択するためモードセレクターを使用します。利用できる入力と出力はモードごとに異なります。

– 使用例 –

① 値を保存し後で使う


このプログラムは書き込みモードの変数ブロックを使って「Light」という名前の変数のカラーセンサーからのデータ値を保存し、読み込みモードで変数ブロックを使って値を取得し、後でプログラムで使用することができます。

このプログラムはロボットに前後の動作をさせるようデザインされています。途中でロボットは少なくとも開始時の色と同じくらい暗い色で停止します。

*また、上記のプログラムは変数の代わりに長いデータワイヤーを使って実行することもできますが、長いプログラムでは変数を使って値を保存することにより、プログラムはより簡単に作業することができるようになります。

② タッチセンサーのカウント


このプログラムはタッチセンサーが押された回数をカウントし、EV3 ディスプレイでそのカウントを表示します。タッチセンサーが押された回数を追跡管理するものです。

書き込みモードの変数ブロックはプログラム開始時点でセンサーの初期値を0に設定します。ループ内でプログラムはタッチセンサーがバンプする度に変数に保存された値に1を追加します。これは読み込みモードの変数ブロックにより現在の値を取得し、数学ブロックとデータワイヤーを使って1を追加し、書き込みモードの変数ブロックにより変数に結果を書き込むことで実現されています。最後に読み込みモードの別の変数ブロックを使って現在の値を取得し、これを表示します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA