LEGOテクニック

LEGO マインドストーム【MINDSTORMS】EV3

Wait Block

待機ブロック <概要>





待機ブロックにより、シーケンスの次のブロックを続行する前に、何かに対してプログラムを待機させることができます。一定時間、センサーが一定の値に達するまで、またはセンサー値が変化するまで待機することができます。
 
*待機ブロックは、ロボットを停止させません。ブロック開始時点でいずれかのモーターがオンになっている場合、待機中にそのモーターはオンのままとなります。
 
モード セレクターを使って待機モードを選択します。時間モードを選択して、一定時間(秒)待機します。センサー タイプと比較モードを選択して、センサーが一定の値に達するまで待機します。センサー タイプと比較モードを選択して、センサーが新しい値に変化するか、一定量変化するまで待機します。
 
<比較>
待機ブロックに表示されるセンサー タイプのいずれにも、1 つか複数の比較モードがあります。比較モードは、センサーから継続的にデータを読み込み、それが指定した量だけ変化するまで待機します。 このセンサータイプは、しきい値と比較したり、特定値と比較することができます。
 
<変化>
待機ブロックに表示されるセンサータイプのいずれにも、1 つか複数の変化モードがあります。変化モードは、センサーから継続的にデータを読み込み、それが異なる値に変化するか、指定した量だけ変化するまで待機します。センサー値が一定量変化するか、異なる値に変化するまで待機することができます。

– 使用例 –


このプログラムは中央ボタンが押されるまでロボットを前方に動かし、それが済むと停止し音を鳴らします。


このプログラムは赤外線ビーコンのボタン1が押された時、モーターの回転を開始し、そのボタンが離れた時に停止させます。離れた状態はどのボタンも押されていない状態(ボタン ID = 0)まで待機することで検知されます。


このプログラムはカラーセンサーからの周辺の光の強さの値が10増加するまで駆動前に待機します。室内照明をオンにしている時またはセンサーで閃光がある時にロボットの駆動を開始することができます。